【vol.6】 2分でわかるスーパームーン
なぜ、月が大きくなったり小さくなったりするのでしょうか?
月は地球の周りを公転していて、2つの天体の平均距離は38万4400kmです。しかし、月の軌道は円ではなく楕円であるため、地球に近い時と遠い時があります。
さらに、月の軌道そのものが太陽や地球の重力の影響を受けるので、月と地球の距離はおよそ35万6000kmから40万7000kmの間で変化します。
当然、近い時は大きく、遠い時は小さく見えるので、月の大きさが変化して見えるというわけです。
4月8日の月は、午前3時9分に地球の35万7000kmまで最接近し、午前11時35分にちょうど満月になります。
日本では午前11時35分に月が昇っていないため、残念ながら満月の瞬間を見ることはできません。
日本各地で月が昇るのは、午後6時頃から7時頃になります。
暗くなりがちな今こそ、ひときわ明るく輝くスーパームーンをぜひ眺めてみてください。
(文:宇宙人)