【コラム】 2分でわかるスーパームーン【vol.6】

【コラム】 2分でわかるスーパームーン【vol.6】

【vol.6】 2分でわかるスーパームーン

段々と寒さが緩み、春を感じられるようになってきました。
お花見をしたいけど、お出かけをしたいけど、今年はガマン・・・の日々、少しだけ窓の外に目を向けてみませんか。

4月8日には特別な満月を見ることができます。
なぜなら、2020年のうちで一番大きな満月だからです。
最近では、1年で見える満月のうち最大のものをスーパームーンと呼ぶことがあります。

一方、今年最小の満月となるのは、10月31日です。最大の満月は、最小の満月よりも14%大きく、30%明るくなります。

会長ウサギ右

なぜ、月が大きくなったり小さくなったりするのでしょうか?

月は地球の周りを公転していて、2つの天体の平均距離は38万4400kmです。しかし、月の軌道は円ではなく楕円であるため、地球に近い時と遠い時があります。

さらに、月の軌道そのものが太陽や地球の重力の影響を受けるので、月と地球の距離はおよそ35万6000kmから40万7000kmの間で変化します。

当然、近い時は大きく、遠い時は小さく見えるので、月の大きさが変化して見えるというわけです。

4月8日の月は、午前3時9分に地球の35万7000kmまで最接近し、午前11時35分にちょうど満月になります。
日本では午前11時35分に月が昇っていないため、残念ながら満月の瞬間を見ることはできません。
日本各地で月が昇るのは、午後6時頃から7時頃になります。

暗くなりがちな今こそ、ひときわ明るく輝くスーパームーンをぜひ眺めてみてください。

(文:宇宙人)

Columnカテゴリの最新記事

error: Content is protected !!